改善、改善って会社で言われるけど何をしたら良いかわからない、、、。
簡単な改善の事例があれば参考にできるのになぁ、、、。
そんな悩みにお答えします。
☑️記事の内容
- 【マネしてOK】簡単改善 5選
- 改善がなぜ必要なのか
- 改善したことを自分の評価に伝えよう
自動車メーカーの工場で改善活動の指導を10年以上行ってきました。金額に換算すると1億円以上の改善を行なってきたプロです。
そんな私が解説していきます。
【マネしてOK】簡単改善 5選
参考にして実行しやすい改善を紹介していきます。
- 危ない箇所に危険と表示する
- 棚や引き出しに置いている物の名前や写真を表示する
- 道具は使う状態で置いておく
- 使う回数の多いものを近くに置く
- 道具を使う順番に並べる
解説しています。そのままマネしてもOKですし、アレンジを加えるのもありです。
危ない箇所に危険と表示する
安全の向上につながる改善です。
現場や職場に危ない箇所はありませんか?
「頭を打ちそうな所」や「つまづきやすい所」、「指を挟みそうな所」などです。
こういった危ない箇所に「危険!」「頭上注意!」「挟まれ注意!」といった表示を行いましょう。
これにより安全の向上につながります。
棚や引き出しに置いている物の名前や写真を表示する
業務の効率化や品質の向上につながる改善です。
棚や引き出しに置いてあるものは表示され戻しやすくなっていますか?
棚や引き出しに物の名前や写真を表示しましょう。
こうすると戻すときに間違うこととも減りますし、どこに戻したらいいのか一目で理解できるようになります。
これにより業務の効率化につながりますし、道具の間違いによる品質不良の防止にもなります。
道具は使う状態で置いておく
業務の効率化や品質の向上につながる改善です。
一つの作業に複数の道具を使用する場合は使う順番に並べましょう。
こうすると道具の取り間違いやどの道具を使うべきか悩むことがなくなります。
これにより業務の効率化につながりますし、道具の間違いによる品質不良の防止にもなります。
使う回数の多いものを近くに置く
動作の効率化につながる改善です。
作業や業務で使う回数の多いものを近くに置きましょう。あまり使わない近くのものと入れ替えます。
こうすることにより、繰り返し行うもとを取るという動作を効率的に改善することができます。
動作を効率化することで作業や業務に余裕ができ、品質の確認の時間にあてたり、ほかの作業を取り込むことも可能になっていきます。
道具を使う順番に並べる
決まった手順での作業があるなら道具を使う順番で並べることも改善になります。
道具が順番に並ぶことで「使う道具を判断する」時間を減らすことができ、作業の効率化につながります。
また、順番に並んでいることにより作業の抜けやもれに気づくきっかけになります。これは品質の改善につながります。
道具を使う順番に並べるといった単純なことですが、効果をしっかり理解することで改善とすることができるのです。
以上がマネしやすい改善になります。
意外と簡単な改善ですができていな職場は多いと思います。ぜひ手軽にチャレンジしてみてください。
改善がなぜ必要なのか
改善は会社が利益を出すために必要なのです。
以下の通りです。
- 改善をする
- 時間や物が節約できる
- コストダウンによる利益向上
この様に改善は会社の利益に直結するのです。
業務の効率化によるコスト改善はもちろんですが、品質改善や納期の改善、人材育成の改善等も会社の利益向上につながります。
また安全に関する改善も時間や物の節約につながり、利益向上に貢献します。
従業員を守るために安全な現場や職場にしていくことはもちろんですが、安全上の問題が起きた場合の対応時間、お金を予防することで削減できるという狙いもあります。
改善したことを自分の評価に繋げよう
改善はしっかりアピールしましょう。
特に上司へのアピールは必須です。
理由は単純です。アピールしないと伝わらないからです。
例えば 、書類棚を効率改善のために「50音順に並べる、書類の格納場所を表示する」といった改善を行ったとします。
しかし、上司がその書類棚を利用しなかったらどうなるのでしょうか?
上司はもちろん気がつくことはありませんし、誰かがその改善を上司に伝えることは無いでしょう。
そうなると改善を行なっても自身の評価に繋がりません。
わざわざ「改善しました‼︎」って上司に報告するのは嫌だな、目立ちたがり屋みたいだし、、、。と思う方もいると思います。
そのような方は事前に「業務効率化のために書類棚の改善を行なってもよろしいですか?」と相談する事で自然とアピールするという方法もあります。
繰り返しになりますが、改善は必ず上司にアピールする事が必要です。
そうしないと上司に伝わらず自身の評価に繋がりません。
まとめ
記事のまとめです。
- マネしてOKな改善事例を5紹介
- 改善は会社の利益のために必要
- 改善はしっかりアピールしよう
- アピールしないと伝わりません
簡単な改善から初めていくことで改善へのハードルが下がっていきます。
改善を楽しめるようになると仕事も楽しくなります。
簡単な改善にチャレンジしてみましょう。
改善に必要な問題点の見つけ方について解説しています。
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